4月
- Dr. 足立
- 2019年4月8日
- 読了時間: 2分

4月。新年度になって一週間は過ぎた。新しい生活に慣れてこない時期だと思う。僕らは人生最後の長い春休みにいる。まだまだ休みは続く。
いきなり時間を戻して話をしたい。
3月。
3月は別れの季節であり、僕にもその季節はやってきた。別れの季節というものは新天地や新環境に向かう人の季節ではないと思う。それは現環境に残る人たちの季節だと今年になって初めて気づいた。新しい場所に向かう人達は今までの環境を置く代わりに、新しい出会いが待っている。ただ、送る出す方は、ただ失うだけ。僕らは何もせずにだ。
ごちゃごちゃいったが、ただただ僕は別れが寂しくて、まだ寂しいというだけなんだよな。
僕らはとある部活で知り合った。その部活には先輩がいて、その中でも僕はひとつ上の先輩が大好きだった。その人達が今年卒業した。医学部なので、6年で卒業。つまり僕の入学からの5年間ずっと一緒にいた。物心ついてから5年も一緒にいる人なんて家族以外にいるわけない。そりゃ寂しいだろう。マジ寂しい。
そんな先輩の卒業旅行ということで、台湾に行った。3月の半ば。向こうはすでに今の日本ぐらいに暑かった。

二泊三日だったけど、移動とかもスムーズにいったので、いろんな場所に行けた。九份や台北101、その他諸々。

この旅行についても帰ってからブログにあげようかなと思っていたけど、時間がなくて書けずにいた。もうあんまり書かないけど、大切な思い出だ。
卒業旅行もそうだけど、飲み会や、どっか遊びに行ったりとか、そのほとんど全てに誰か先輩がいた。僕がはしゃいでも止めてくれたり、笑ってくれたりで、自分はそれにずっと甘えてきた。自分にも後輩はもちろんいて、そしてまた、もちろんのこと今は後輩のほうがめちゃくちゃ多い。それでも僕は自分が先輩じゃなくて、後輩って気がしている。今はもういない先輩の後輩。そうやってまだ思っている。
そして、4月。新年度になって一週間は過ぎた。僕は寂しさをなくせずにいる。
まだまだ休みは続く。
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